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Meditation
Meditate

瞑想とは?

 

簡単に言うと、瞑想とはリラクゼーションのテクニック。意識を集中させ、まず「自分の思考や知覚に気づき意識できる状態(=アウェアネス)」にし、それによって心を「今、この瞬間」に向けた(マインドフルな)状態にもっていき、精神がクリアで、かつ平穏な状態に達することです。

瞑想に関して多くの研究が進められており、身体・精神両方の健康に良い効果があることが認められているそう。ストレスや不安、うつ状態、痛みを軽くしてくれたり、心身の健康を保ち、心の平安を高めてくれるのだとか。

マインドフルネス瞑想

マインドフルネスは仏教の瞑想に基づいたもの。雑念にとらわれる自分の心に気づくことで、今この瞬間に意識的に注意を向けるというもの。

「慌ただしいペースをゆっくりと落とすこと。そして、自分の内外で起きているすべてのことに意識を向けていくこと(つまりこれがアウェアネス)。これがマインドフルネス瞑想の方法です」

スピリチュアルな瞑想

スピリチュアルな瞑想には「祈りの要素」が入る場合もありますが、必ずしも宗教的なものである必要はないそう。非有神論的な伝統では、この種類の瞑想は自己認識(セルフ・アウェアネス)に重点を置きます。

「スピリチュアル瞑想は、自分の中のスピリチュアル(精神的・霊的)な面を受け入れ、それとつながることなのです」

 

運動瞑想

ほとんどの瞑想では瞑想中にその場から動くことをおすすめしませんが、運動瞑想では動いているときの体にフォーカス(注意を集中)します。

「運動瞑想では自分の歩き方を意識し、常に自分を支えている地面を感じるようにします。それは自分のいる物理的な環境の中に根を下ろしていると感じることです」

 

ビジュアライゼーション瞑想

ビジュアライゼーション(視覚化)瞑想とは、ある感情や性質を呼び起こすようなイメージを頭の中に浮かべ、それに集中するもの。

「たとえば夢のように美しい庭や高い山の頂上、穏やかな湖のほとりなど、自分をファンタジーの世界にいるように思い描くこと。これがビジュアライゼーション瞑想と呼ばれるものです」

 

チャンティング瞑想

チャンティングとは詠唱。多くの宗教的な、あるいはスピリチュアルな活動で、チャンティングあるいはマントラを声に出す瞑想を取り入れています。言葉とメロディーに集中することで、瞑想状態に達することを目指すのです。

「特定の言葉を繰り返し、それが反響することで体と心を鎮めていきます」

 

フォーカス・アテンション瞑想

「フォーカス・アテンション瞑想は、自分の意識を呼吸やロウソクの火、物などに一点集中(フォーカス)するこで行います」

この瞑想を好む人によると、目前の一つのことにフォーカスすることで集中力が改善し、忙しい現代生活で見失いがちな、今ここにいるということを認識できるようになるのだそう。

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